演歌界の「酒豪四天王」吉幾三は酒席も遠のいて…本人が明かした懐事情と健康不安
歌手の吉幾三(70)が酒と遊びを語って話題だ。BSフジ「昭和歌謡パレード」にゲスト出演した吉は、中山秀征とのトークで「あのね、変わったのよ、嫁が」とし、「通帳から、ATMのカードから、全部没収されました」と打ち明けた。
「昔は、山本譲二とか、細川たかしとかと飲むんだったら、100万、200万持って」街に繰り出したそうだが、「今はもう、足りんのかなと。不安があるんだよ」と懐事情を語った。
「俺も一応、世間から吉幾三って言われる人間だから、パーッと飲んでも、ちょっとトイレって言って、財布、いくら持ってんのかなって。2軒目行こう! って歩きながらも、大丈夫かなって。毎日、その不安にかられてる」
■「払えないの」
ハシゴ酒をするときは「最近、医者から止められてる」などと言って早めに切り上げるのだそうだ。中山から「払いたくない?」と聞かれ、「払えないの」と答えて、笑わせていた。
かつては鳥羽一郎、細川と並び、演歌界の酒豪四天王と呼ばれた吉幾三。山本とは飲み仲間で超高級ワイン「ロマネ・コンティ」を空けて、一晩で200万円を使い切るような豪遊をしていたことで知られる。香西かおりは2014年、日刊ゲンダイ連載「涙と笑いの私の酒人生」で、吉のこんな酒場でのエピソードを語っている。