鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー
１９４８年、愛知県名古屋市生まれ。７２年に徳間書店に入社。「週刊アサヒ芸能」「アニメージュ」編集部を経て、８４年に「風の谷のナウシカ」を機に映画の世界に。８９年からスタジオジブリ専従。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「かぐや姫の物語」など、宮崎駿、高畑勲と共にジブリ作品を生み出す。２０２２年１１月、ジブリパークが愛・地球博記念公園（モリコロパーク）内に開園。スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。（撮影：荒木経惟）
浅丘ルリ子編（1）「僕にとっての『男はつらいよ』は最初テレビシリーズだった」
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今年91歳にして90本目の監督作「こんにちは、母さん」（2023年）を発表した山田洋次。その代表作が「男はつらいよ」シリーズ（1969～2019年）である。映画ファンの鈴木敏夫もこのシリーズをリアルタイムで見てきたが、彼は当初、このシリーズが好きではなかった。
「僕にとっ…
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