令和の「シン・王道」本田仁美は素朴で好感度の高いキャラクター 魅力は金髪の華やかさだけじゃない
IZ*ONEがデビューするときに雑誌でメンバーに取材したことがあり、3つのグループに分かれて、私はチェ・イェナ、アン・ユジン、矢吹奈子、カン・ヘウォンの4人のインタビューを座談会形式で担当した。同じ撮影スタジオにいる本田仁美の姿も見えたが、既にHKT48の人気メンバーとして知名度が高かったSAKURAと矢吹奈子とは違って当時はまだAKB48ファン以外にはあまり知られていなかった本田は、フレッシュで大きく飛躍しそうな予感を秘めていたことを覚えている。
21年5月から卒業まで再びAKB48の一員として活動するようになった彼女は、女性ファンも増えて、明るいキャラクターを買われて「ラヴィット!」「ハマダ歌謡祭」(TBS系)などバラエティーでも活躍。22年に「北欧こじらせ日記」(テレビ東京系)で主演するなど、女優としても注目を集めている。
栃木県出身では最近はほかに井上咲楽が活躍を見せているが、本田も栃木っ子ならではの素朴な一面を持つキャラクターで愛され、好感度が高い存在としてアイドル出身女性タレントの令和の「シン・王道」として、バラエティー番組のスタジオに笑いの渦を生み出している。