著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

令和の「シン・王道」本田仁美は素朴で好感度の高いキャラクター 魅力は金髪の華やかさだけじゃない

公開日: 更新日:

 IZ*ONEがデビューするときに雑誌でメンバーに取材したことがあり、3つのグループに分かれて、私はチェ・イェナ、アン・ユジン、矢吹奈子、カン・ヘウォンの4人のインタビューを座談会形式で担当した。同じ撮影スタジオにいる本田仁美の姿も見えたが、既にHKT48の人気メンバーとして知名度が高かったSAKURAと矢吹奈子とは違って当時はまだAKB48ファン以外にはあまり知られていなかった本田は、フレッシュで大きく飛躍しそうな予感を秘めていたことを覚えている。

 21年5月から卒業まで再びAKB48の一員として活動するようになった彼女は、女性ファンも増えて、明るいキャラクターを買われて「ラヴィット!」「ハマダ歌謡祭」(TBS系)などバラエティーでも活躍。22年に「北欧こじらせ日記」(テレビ東京系)で主演するなど、女優としても注目を集めている。

 栃木県出身では最近はほかに井上咲楽が活躍を見せているが、本田も栃木っ子ならではの素朴な一面を持つキャラクターで愛され、好感度が高い存在としてアイドル出身女性タレントの令和の「シン・王道」として、バラエティー番組のスタジオに笑いの渦を生み出している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出