為末大氏「20歳以上下の異性の友人推奨」投稿でアカウント凍結…何が問題視されたのか?
もしこの投稿が原因とされていたなら、Xが米国企業であることと近年の社会問題が影響しているという。
「米国や韓国で日本人の若い女性が“売春”のために出国している報道がありますが、日本人が考えている以上に海外では深刻に捉えられています。こうした“売春”や“パパ活”に繋がる投稿と受け取られた可能性が1つ。もうひとつは『20歳以上下の異性』という表現。50歳から見た20歳下は30歳ですが、“以上下”は10代も対象に入っています。欧米では小児性愛にはかなり厳しく罰しますから、問題発言に受け取られた可能性もあります」(前出の井上トシユキ氏)
■たびたびの炎上も一因か
もっとも、Ⅹでは「前科」もチェックリストに載せられているという。為末氏はたびたび炎上で騒がせている。2014年9月には「今日は【憧れの罠】について」と題し、「悲しいかな、どんなに頑張っても日本で生まれ育った人がヒップホップをやるとどこか違和感がある」と投稿し炎上。20年4月には緊急事態宣言が発令された翌日に、日本経済新聞が報じた記事「朝の山手線、乗客者35%減どまり 接触8割減に現状遠く」のリンクとともに「出勤しちゃうんだ」と投稿し、医療従事者など現場で働く人たちから《想像力に欠ける》などと批判を浴びていた。