萩原健一「不良ランナーの孤独」(2)「(傷天の)修と亨って本当は在日朝鮮人という設定なんです」
映画の世界に身を投じた萩原健一=ショーケンは、いきなり注目の人になった。サード助監督として斎藤耕一監督の撮影に加わった直後、偶然が重なり、「約束」(一九七二年)で岸恵子の相手役をつとめることになったのである。その演技で注目されたショーケンは、テレビ「太陽にほえろ!」のマカロニ刑…
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