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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

松坂桃李「御上先生」"学園ものはダメ"の下馬評を覆し大成功の理由 「べらぼう」不振も追い風に

公開日: 更新日:

 松坂桃李(36)主演のTBS日曜劇場『御上先生』が19日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、0.5ポイントではあるが、同日放送のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の視聴率11.7%を上回った。これは前期に神木隆之介(31)が主演を務めた『海に眠るダイアモンド』の初回視聴率より1.2%高い数字。長崎県端島を舞台にした壮大なる人間模様で大きな話題を呼んだ同枠ドラマをも凌いだ。

 『御上先生』のオンエア前は、「日曜夜9時に観るにはテーマが重過ぎる」とか、昨今のドラマで「学園ものはヒットしにくい」流れがあるため、視聴率を風潮から危ぶむ声もあった。実際、学園ものといえば、昨年7月期に『素晴らしき哉、先生!』(主演/生田絵梨花)、テレビ朝日系)と『ビリオン×スクール』(主演/山田涼介フジテレビ系)がオンエアされ、平均視聴率はともに3%台で終わっている。

 古くは水谷豊の『熱中時代』、武田鉄矢の『金八先生』が大成功しているし、2000年前後には反町隆史の『GTO』や仲間由紀恵の『ごくせん』といった人気の学園ドラマがたくさんあった。

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