『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』独裁者に心酔し国民を戦争と虐殺に駆り立てた男の末路
「男ごころに男が惚れて 意気がとけ合う赤城山」
この歌詞はよく、男同士の同性愛に似た連帯感と評される。同じようなメンタリティーでゲッベルスはヒトラーに心を寄せ、ともに死んだのではないか。
そういえば職場でこの種のネチャ~ッとした人間関係を見たことがある。編集幹部が重役に盲目的に惚れ込んでいた。幹部は物事に細かく、底意地が悪かった。読者の周辺にも同様の現象があるはずだ。(配給:アット エンタテインメント)
(文=森田健司)