台湾のホテルでの大騒ぎを報じられた篠原ともえ
■2001年3月
90年代後半、独特のファッションとハイテンショントークで“シノラーブーム”を巻き起こした篠原ともえ。文化女子短大の卒業を控えた01年3月、CDのキャンペーンで訪問した台湾で緊急入院するが、地元メディアの間では「泥酔してホテルで大暴れ」というスキャンダラスな報道が流れて騒ぎになった。
篠原(当時21)は3月5日朝に台北市の病院に入院したが、6日付の台湾新聞には「深夜にホテルで大騒ぎ」に続き、「常軌を逸した行動」「裸同然の姿でホテルを抜け出し」といったショッキングな見出しが並んでいた。
4日夜、篠原は台湾で人気クイズ番組の収録を行っている。だが、言葉の問題もあり、自分の仕事に満足できない様子で落ち込んだという。騒動を目撃した台湾人スタッフや新聞記者によるとテレビ局からホテルに戻った篠原を日本人スタッフが慰めていたところ、突然、部屋を飛び出したというものだった。
証言によると、篠原は裸にはなっていなかった。しかし、「ホテルの廊下の壁や非常階段の扉を叩いたり、火災報知器のボタンを押したりなどしていた」「お酒を飲まないとあそこまで感情は爆発できないと思います」とも。この騒ぎを受けて警察と消防が出動、午前5時ごろに日本人スタッフの手によって救急病院に運び込まれた。