留置場で夜泣き…清原容疑者「自殺の恐れ」で強制入院も
2月2日の逮捕から、20日近く取り調べを受けている清原和博容疑者(48)。午前と午後の取り調べが終わり、夜、留置場に戻った後、声を上げて泣いているという。スポーツニッポンによると「よく泣いていて、泣き声が留置場の部屋から漏れてきている」という。周囲は自殺を心配し、保釈後に“強制入院”となる可能性も囁かれている。
覚醒剤にどっぷりつかっていた清原容疑者は、禁断症状に苦しんでいるという報道もある。早ければ26日(金)にも保釈されるが、果たして保釈後、日常生活を送れるのか。1000件以上の薬物事件を担当してきた弁護士の小森榮氏はこう言う。
「清原容疑者に禁断症状は出ていないと思います。禁断症状が出るのは、ヘロイン中毒やアヘン中毒です。覚醒剤は精神的な依存は起きますが、肉体的な依存はありません」
■「鬱状態」か
実際、清原容疑者は食欲旺盛だという。ただし、自殺の恐れは捨て切れないという。
「覚醒剤が切れると、気分が落ち込み、鬱状態になることがあります。憂鬱な気分を高揚させるために覚醒剤を使うケースも多く、その場合、覚醒剤が切れると気分はゼロではなく、マイナスにまで落ち込んでしまう。私が担当した事件でも、容疑者が自殺に走ったことがあります。もし、清原容疑者に自殺の恐れがある時は、警察は保護室に入れ、見張りをつけるはずです」(小森榮氏)