タニマチ逃げて“無一文” 清原容疑者「自己破産」の現実味
清原和博容疑者(48)は今も覚醒剤の入手ルートに関しては固く口を閉ざしているが、“密売人”のひとりだった小林和之容疑者(45)が覚醒剤の譲渡容疑で捕まった。シャブ事件の初公判は3月下旬にも開かれる見通しだ。執行猶予はつきそうだが、裁判が終わった後に清原容疑者を待ち受けているのは“金銭地獄”だ。
■裁判終結後から“金銭地獄”か
「清原容疑者とつるんで飲み歩いていたタニマチや、“仲間”と称して清原容疑者にたかっていたチンピラは、クモの子を散らすように逃げてしまった。中には薬物疑惑をかけられるのを恐れて、海外に高飛びした連中もいます。シャバに出てきたとしても、清原容疑者が暮らしていた港区のマンスリーマンションの契約はすでに切れている。最終的に身元を引き取って面倒を見るのは大阪・岸和田市に住む両親といわれています」(捜査事情通)
清原容疑者の母親は認知症を患い、父親も健康不安を抱えているという。まさに親不孝の極みだが、もっと深刻なのは本人の生活だ。清原容疑者の生涯年俸は計50億円ともいわれるが、14年9月に離婚し、家族で住んでいた広尾のマンションは昨年9月、2億3800万円で人手に渡った。2年前に薬物報道が飛び出してからは仕事が激減。一時期、銀行口座には残金が9000円弱しかなかったと報じられている。囁かれているのが「自己破産」の可能性だ。