有村架純vs吉高由里子 秋の映画“濡れ場対決”の見どころ

公開日: 更新日:

 水を差すようだが、有村と吉高はともに、バストトップや尻は見せてはいない。肌の露出度でいえば、上品過ぎる。第一線で活躍する人気女優ゆえ致し方ないといえばそれまでだが、映画ジャーナリストの大高宏雄氏はこう言う。

「ひと頃は主演女優が脱ぐことが、話の必然性やインパクト、話題性、宣伝効果、そして役者魂を測る役割を担っていましたが、いまは違う。草食系といった言葉があるように、世の中の風潮、特に若い男性の多くが性に対してギラギラしなくなってきた傾向があり、ニーズ自体が減っている気がします。加えて、作品も脱ぐ必要性のないストーリーが多く、脱ぐことにこだわる意味がなくなってきている。深作欣二や今村昌平といった“脱がせ屋”といわれた往年の監督たちのように女優を脱がせることにエネルギーや執念や愛情をつぎ込める作り手も少ない。個人的には寂しいですね」

 時代は変わったということなのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」