復帰でも正念場…“色”がついた沢尻エリカの気になる今後

公開日: 更新日:

■復帰しても“居場所”あるのか?

「ネット上には〈沢尻の帰蝶も見たかった〉なんて意見も根強くありますが、川口さんの“目力”も、なかなかのものでしょう。数字に貢献していると思いますよ」と、芸能ライターの山下真夏氏はこう続ける。

「帰蝶というと、14年放送の連続ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)で演じた柴咲コウさんが引き合いに出されることが多いですが、果たして沢尻さんが柴咲さんの“可愛くて強い帰蝶”を超えられたかどうか。沢尻さんは05年公開の映画『パッチギ!』で数々の賞を受賞したころこそ、可憐だけど凄い女優さんが現れたと思いましたが、日本アカデミー賞優秀主演女優賞に輝いた『ヘルタースケルター』(12年公開)あたりから、セリフ回しに独特の癖がつき始めた。人によってはそれが“耳障り”と感じ、ドラマや映画の内容に集中できなくなるというのです」

 もちろん、スクリーン映えする沢尻被告の美貌を心待ちにしている熱狂的なファンも大勢いる。


「ただ、いつまでも美貌だけでやっていけるわけもない。演技力だけでいえば、沢尻さんより上手な女優さんはいる。その美貌を超える若手だって出てくるでしょう。今回の事件で着いた“色”を払拭するには時間を要するでしょうし、よほど心を入れ替えて本業に取り組まないと、“居場所”を失うかもしれません」(山下真夏氏)

 沢尻被告がいつか復帰するにしても、“正念場”には変わりないのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差