古谷彰子
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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【青汁】血糖値、便秘、高血圧を改善… 夕食30分前に飲むと睡眠の質向上も

公開日: 更新日:

 その他にもたくさんの研究がなされており、閉経後の女性の骨量減少を抑える可能性が確認されたり、体の酸化や老化・病気の原因といわれる活性酸素を除去してくれるほか、食後血糖値の上昇抑制効果や糖尿病予防の可能性もあります。また、アレルギー症状改善効果、膝関節痛の緩和、二日酔いの予防、うつ病、不眠症、過食症などの脳関連疾患の改善まで、その健康効果の期待は計り知れないと言えるでしょう。

 野菜ジュースは、食前30分前程度に飲むことで血糖値の上昇を抑えることもできるとわかっているので、特に血糖値の上がりやすい夕食の前に青汁を飲むことで睡眠の質向上に役立つかもしれません。食欲を抑えられる効果もあるので昼食から夕食までの間が長い場合にもゆっくりと飲んでみるのも良いですね。

 青汁のみで1日に必要な野菜をすべて補えるわけではないですが、野菜を摂る習慣がない方は毎日飲むことから習慣化していくことをおすすめします!

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