私の便秘克服法お話しします(2)食物繊維に発酵食品…解消に取り組んだが効果なし

公開日: 更新日:

押武桜子さん(仮名)=フリーライター/56歳

 救急病院では食中毒を疑い検査してくれましたが、細菌は検出されなかったようでした。でも、「きっとパスタに入っていた貝にあたったに違いない」と私は思い込みました。まさか便秘が原因だったとは、つゆほども思わず……。

 結局、一晩入院し点滴を受けて回復しましたが、こんなことがあってからは、食事の際は貝を避けてきました。でも、数年に一度の“大爆発”は続きました。就職した年の秋、大切な仕事の前日の夜に起きてしまったときは会社に申し訳なかったですね。翌朝、起き出して出勤するどころか、電話に出て体調不良を説明することさえできない。

 そのときは、なんとか病院へ行かずに済んだため、診断書を出してもらうことができませんでした。だから、体が回復してから上司に説明しても、どれだけ信じてくれたかはわかりません。ただの怠け者、いい加減な人間のウソだと思われたでしょう。申し訳ないと同時に、とても悲しかったです。

 自分でも「原因を突き止めたい」と、医学書を読んだりしてあれこれ調べました。でも、該当する病気はありません。病院で胃バリウム検査や腹部超音波検査を受けても、問題はありませんでした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース