瀬木比呂志さん<2>白黒をはっきりさせない和解に迷いも…
1983年、判事補として静岡地方・家庭裁判所浜松支部に異動した。そこで経験した民事裁判のひとつは、瀬木さんの裁判観の一端を形作るものになったという。交通事故に遭った中学生の少年(および親)と、加害者である運転手の民事裁判だ。
「幸い大事故にはなりませんでしたが、責任の所在…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,113文字/全文1,253文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】