注目の「台湾産米」はうまいのか? コメ高騰で人気急上昇、入手困難の異常事態

公開日: 更新日:

 コメ高騰が止まらない。農水省によると、全国のスーパーでの平均価格(5キロ)は16日までの1週間で4172円。集計開始から初めて4000円を超えた前週よりも95円上昇し、前年同期(2046円)の倍以上だ。少しでも家計を抑えようと注目を集めるのが、安価な海外産米だ。

 大手スーパー「西友」は昨年11月から台湾産米をブレンドした「むすびの郷」を販売。今年1月に値上げし、現在は5キロ=3235円だが、それでも国産米より1000円ほど安い。複数のコメ業界関係者が「これまで口にする機会はほぼない」と声を揃えるくらい国内ではマイナーな存在だったが、消費者には受け入れられているようだ。

「売れ行きは好調です。国産米と同じジャポニカ米で味わいも近いうえ、それでいて安価が人気の理由ではないか」(西友の広報担当者)

 日刊現代記者も食べてみたが、甘みが強く、もっちりとしてのど越しも良い。国産米に引けを取らないおいしさだった。

 あまりの人気で「品切れになった店舗もある」(同)とのこと。実際に都内の西友5店舗を回り、やっと入手できた。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情