王位戦第4局は双方入玉で「王将」でなく「点数」取り合い

江戸時代の川柳に「入王になると見物碁にたかり」という句がある。現代で同じ語意の「入玉」は、玉が敵陣に入り込むこと。玉の周囲を「と金」などの成り駒で固めると、とうてい詰まない。
冒頭の川柳は、将棋を観戦していた人が、入玉で勝負がつまらなくなったので、隣の囲碁を見物するとい…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り910文字/全文1,051文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】