創業90年 薪で湯沸かす銭湯「新木川温泉」(大阪・十三)
生まれ故郷の大阪で一人暮らしをする父親に会いに出向き、家風呂がないから銭湯に行った。
「湯はええな」
目を細める親父の顔を見ると、湯か涙かわからない水が頬から落ちた。親父の背中を何年ぶりだろう、ごしごしと洗ったら、また親父は「すまんのお」と息子の顔をつらつらと見た…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,050文字/全文1,190文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】