都内2大サイクルシェアはどっちがお得? 深夜の首都圏地震で再び注目
利用者からは「赤チャリ」なんて呼ばれている自転車シェアリング「ドコモ・バイクシェア」。7日深夜に首都圏を襲った地震で帰宅困難者の利用が急増したのか、「都心から赤チャリが消えた」と話題になった。
その日はJRの運転見合わせが相次いだ千代田区や港区など都心のポート(乗降場所)で利用可能台数が軒並み「0台」に。多くは江東区や大田区など住宅地で返却されていたそうだ。
地震のような大規模災害の場合はむやみに移動しないというのが大原則ではあるが、〈イザという時のために登録しておくか〉と改めて思った人も多いのではないか。
都内には複数のシェアサイクルがあるが、現時点で自転車とポートの数で圧倒しているのが、NTTドコモ系「ドコモ・バイクシェア」と、ソフトバンク系「ハローサイクリング」だ。
バイクシェアの都内の利用料金は最初の30分が165円(税込み)で、その後、30分ごとに110円が加算される。借りた当日の夜11時59分まで使える「1日パス」は1650円。