P&Gジャパン「ファブリーズ」が売れている? 在宅時間増えてニオイが気になる
コロナ禍で、おうち時間が増える中、注目を集めているファブリーズ。お父さんの「ニオイ」が気になっている家族が多いのでは……。
「ファブリーズには布用消臭除菌スプレー、置き型消臭芳香剤、車用クリップタイプなどさまざまな製品があるため、一概に売れ行きの傾向を申し上げられませんが、在宅時間が延びた影響などもあり、家の中のニオイが気になることが増えています。ソファやカーテンなど洗いにくい布製品への消臭・除菌をしたいというニーズにつながっているとみています」(P&Gジャパン担当者)
よく名前を聞くファブリーズ以外の製品には何があるのか?
「日本では、衣料用洗剤『アリエール』『ボールド』『さらさ』をはじめ、柔軟剤の『レノア』や台所用洗剤の『ジョイ』、紙おむつの『パンパース』に吸水ケアブランド『ウィスパー』、ヘアケアブランド『パンテーン』……(まだまだ続く)など、さまざまな製品を提供しています」(広報担当者)
なんと、全部で20ブランド。そんなP&Gも国内製品第1号は1973年発売の「全温度チアー」というアメリカ生まれの洗濯洗剤だった。当初は花王やライオンに押されてシェアは伸び悩んだが、ハワイ出身の人気力士・高見山がCMに登場して洗濯するシーンが反響を呼んで注目された。「水でもお湯でも、ぬるま湯でも」のキャッチフレーズに「懐かしい!」と声を上げている昭和世代は多いだろう。もう、40年以上も昔の話だ。
ちなみに、チアーブランドは1999年に日本での販売を終了。ただし、量販店コストコで米国製品はまだ売っている。