予算規模ありき「異次元の少子化対策」の的外れ 頭を抱える財務省と不利益を被る国民
「2030年代までが少子化傾向を反転させるラストチャンス」──。岸田首相が語る言葉は勇ましいが、打ち出した少子化対策は何が「異次元」なのかサッパリ。少子化を「先送りできない、待ったなしの課題」と位置づけ、「不退転の決意」で取り組んできた割に、肝心の財源も効果も不透明だ。
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