「あなたは大切な人です」米国の“ピンポンダッシュ少年”の力強いメッセージに感動
ドアのチャイムを鳴らしてすぐに逃げるいたずら「ピンポンダッシュ」。やられると結構イラッとくるが、それを“逆手”に取った少年のメッセージが全米で感動を呼んでいる。
ミネソタ州ブレーナードに住むジャクセン・プロエル君(13)が先日、何人かの仲間と買い物に行った帰り、仲間が暇つぶしに「ピンポンダッシュ」を始めた。
最近、ドアには監視カメラが設置されていることを知っていたジャクセン君は、仲間がピンポンダッシュをした家の監視カメラに向かって、こう語り始めた。
「あなたは大切な人です。分かりますか? あなたのことを気にかけている人が必ずいます。ピンポンダッシュは気にしないで。あいつら、アホだから。あなたが誰であろうと、あなたは誰かにとって大切な存在なんです。それを決して忘れないでね」
これをスマホで確認した住人のアシュリー・マンさんは「なんてパワフルなメッセージなの!」と感動。監視カメラに録画されていた動画を7月13日、自身のティックトックに投稿したところ、人々の心の琴線に触れ大バズリ。8月7日時点で85万以上の「いいね」が付き、1万以上のコメントが寄せられている。
当のジャクセン君は「誰かに何かいいことを言いたかっただけだったのに、こんなことになるなんて」と驚きを語った。