父親の小渕恵三元首相は「冷めたピザ」…では、カネまみれの小渕優子はどんなピザか
小渕にすれば、大恩ある元秘書が安穏に暮らせるよう配慮するのは当然のことであろう。そうすることで折田の口を封じる目的もあるはずだ。だが、なぜ、自分のポケットマネーからではなく、政治資金から出すのだろう。このあたりに小渕という政治家の“浅はかさ”が見え隠れしている。
事件以降、表舞台からは消えたが、金集めと選挙には無類の強さを見せる。
「自身が代表の資金管理団体『未来産業研究会』と、政党支部『自由民主党群馬県第五選挙区支部』はそれぞれ、毎年のように5000万円から1億円前後の収入を得ている。直近の21年は両団体合わせて計約1億7000万円。これらは、岸田首相ら派閥領袖クラスと大差がない」(週刊文春)
選挙になれば親族が総出で支援する。莫大な政治資金は何に使われているのか? 文春が支出先を確認すると「光山」とつく企業名が頻出するという。小渕恵三の父親が創設した繊維業を営む「光山社」が始まりで、「光山商事」などファミリー企業群を次々に設立していったという。
そこへ、ガソリン代や事務用品代などの名目で政治資金を支出していて、2015年以降だけでも1400万円を超えるというのである。