戸越銀座温泉 沈黙の中を耐えて10分。水風呂&磁気水シャワーにハマって3セット
戸越銀座温泉
都営浅草線戸越駅A3出口から歩いて3分、東急池上線戸越銀座駅からも近い「中の湯」は、1960年創業。2007年に建築士の今井健太郎氏により、「戸越銀座温泉」としてリニューアル。戸越銀座中央街通りから路地に入ると、銭湯のある緑のビルがドーンと見えてくる。
1階下足箱の木札を手に、券売機で入浴料込みサウナ代900円(タオルセット付き)を購入。フロントで券を渡すと、「当店はドライサウナのある『陽の湯』とコンフォートサウナのある『月の湯』が日替わりで楽しめます」と2代目の中寺秀雄さん。当日は男湯が月の湯だった。フックキーを手に2階にGO。
シーリングファンが回る脱衣所で服を脱ぎ、浴場の扉を開けると、黒をベースに昭和レトロな風情を感じさせる。陽の湯との間の壁に描かれた満月のモザイク画がオシャレでいいね。
広い湯船の黒湯は42度。浴槽端には、冷水枕付きバイブラ寝風呂が1床あって、背中と腰にジェットが当たる。その隣には背中、腰、ふくらはぎ、足裏にボボボの座風呂が2床。月光に照らされた幻想的な富士山の壁絵を見ながら、地下300メートルから湧出する黒湯を堪能する。あ~、ヌメリがいい。壁絵は2年前にペンキ絵師田中みずき氏による作品だという。