「毎日サウナ」八王子店 薪のやわらかい熱さ切り裂くカメハメ波熱波
「毎日サウナ」八王子店
京王線北野駅南口から8分ほど歩くと、煙突が見えた。昨年12月にオープンした「毎日サウナ」は早くも男性専用施設として話題で、期待十分にフロントへ。平日は60分1100円~、延長は30分ごとに350円(土日祝は+100円、延長は400円)。貸しタオルセット代350円とともに時間料金を前払い。
早速、脱衣場で服を脱ぎ、浴場に入りまーす。2槽ある檜の水風呂には、天井から打ち水が。水風呂好きにはタマランチ会長で、そばのシャワーで汗を流し、マッハでサウナへGO!
ビート板を手にドアを開けると、オリジナル大型薪ストーブがドーン。そう、薪ストーブが名物で、メラメラと燃える炎に気持ちが上がる。設定は95~100度。ストーブを挟み、右にストレート2段ベンチ、左にストレート3段ベンチの檜造りで定員27人。左の上段にどっこいしょ。
平日午後でも若いサウナーらで盛況だった。それでも室内が薄暗く、周りが気にならず、薪の熱さに全集中できるのがいい。
バチバチと薪がはじける音を聞きながら、ボーッと炎をながめる。いつもは確認する12分計もスルー。なーんも気にすることなく、ただただ薪ならではの、やわらか~い熱さを堪能していると、「ロウリュ、いいですか?」と若者。もちろん。日替わりアロマとヴィヒタ水から、ブラックフォレストのアロマを選び、ラドルで1杯。サウナストーンにザバーッとかけると、ジュウウと快い音とともに、上段は鬼アツ状態。フローラルな香りに気分は上がるが、ビシバシ熱波で耳まで痛くてたまらず退室。
15~17度の備長炭の水風呂からかけ水で汗を流してザボン。あの打ち水を頭に受けて、火照りを冷ましたら、もうひとつの水風呂へ。こちらは水温シングル。肌を刺す冷たさは、あ~、思った通りマジ快感! 放心状態のところに、毎時00分に行われるアウフグースの合図が響く。「毎回違うテーマで行っています」と気さくな支配人のアタランドさんこと安宅正範さん。