「健康ランド末広湯」90度のボナ&おひとりさま水風呂にドハマリ。脳みそトロケまくりの3セット
健康ランド末広湯(東京・要町)
東京メトロ有楽町線要町駅2番出口から住宅街を歩いて7分ほど。緑の看板が目立つ「末広湯」は1930年創業。90年にビル型銭湯になったという。フロントで水槽の熱帯魚をながめつつ、サウナ代込み入浴料950円を払うと、タオルセットとサウナ客専用ロッカーキーを受け取った。サウナロッカーは一般の脱衣場とは別に2階に用意されている。服を脱ぎ、1階浴場にGO。
浴場は静かで、またもやカッパのタイル画とこんにちは。備えつけのリンスインシャンプーなどでサッと汗を流したら、まずはお湯ですよ。
地下約130メートルからの地下水を使用した湯は、42度。広めの白湯には冷水枕つき寝風呂が2床。肩や腰、尻、太ももにジェットが当たるぅぅぅ。左の方が強力だった。
同じ温度のミクロンバイブラ内には、深いコーナーに冷水枕つきで背中、腰、ふくらはぎなどボボボの座風呂が2床。その隣は40度で薬草が香る漢方延寿薬湯、さらに奥には30度の不感の湯。
一通り楽しんだら、露天風呂に参りましょう。打たせ湯が落ちる岩風呂は39度。備長炭の袋が浮いている。年季の入った杉皮の壁には、富士山の溶岩石が石垣のように積まれ、ところどころにシダなどが生えていて、趣がある。「露天は毎週日曜日に那須高原温泉の湯の華が楽しめます」と3代目の高井浩之さん。露天で湯の華とは、心憎い演出っスねぇ~。
下準備バッチリで、いざサウナじゃ。扉を開けると、ヒノキ造りのL字2段ベンチには奇麗にマットが敷かれている。壁は香花石のタイルで定員は7人ほど。ベンチ裏に蒸気ボイラーの配管が内蔵されていて、設定は約90度。
上段に座ると、輻射熱が顔にジリジリと迫ってきた。こりゃ快適快適。心地いいぞ。12分計1周は楽にイケるな。余裕のよっちゃんで構えていたら、3分ほどで汗がジワ~リ。少しずつパワフルな熱さが増してきて、5分で汗ダラッダラ。