絆創膏の呼び方に全国差…「キズバン持ってる?」と聞くのは何県の人? ニチバンに聞いた
日本で一番売れている絆創膏はニチバンの「ケアリーヴ」シリーズで、絆創膏市場では3年連続売上数量のトップ。特に同社の治癒促進絆創膏「ケアリーヴ 治す力」は発売から3年で売り上げを7倍以上伸ばしているヒット商品だ。
そんなニチバンは「セロテープ」の製造会社でもある。なぜ絆創膏の会社がセロテープを作ったのか?
「第2次世界大戦後にGHQから依頼を受けたことがきっかけです。当時GHQはアメリカからセロハン粘着テープを取り寄せていましたが、時間も費用もかかることから日本国内での調達を考えました。この依頼を受け、わずか1カ月で試作品を納品。米軍担当官は短期間で試作品を完成させたことに驚き、技術力を称賛したといいます」(前出の担当者)
ちなみに、日本で「セロテープ」はニチバンの登録商標であり、アメリカでは「スコッチテープ」と呼ばれることが多い。