プロポーズだけは女性からするものではない? 片膝ついたオランダ人女性の“求婚動画”に賛否両論
男女平等のジェンダー感が広がっているものの、オランダや英語圏では「プロポーズだけは女性からするものではない」という“固定観念”がまだ残っているみたいだ。
オランダ中部フェーネンダールに住む女性重量挙げ選手のタリタ・デ・ギアさん(21)は1月24日、遠征先の英シェフィールドで交際相手にプロポーズした(写真)。相手は、同じく重量挙げ選手で、3年前にコーチの紹介で知り合ったバスさん(24)で、答えはもちろん「イエス」。
タリタさんが片膝をついて、バスさんに指輪を差し出して求婚する映像に、「プロポーズは女性からするものじゃないというけど……でも、私はやりました!」という英語のキャプションをつけて自身のTikTokに投稿したところ、大反響を呼んだ。再生回数は20万回以上、「いいね!」は9000件以上。600件以上寄せられたコメントは賛否両論に分かれた。
「女の子が膝をついちゃダメ」「私はこんな愛、イヤ」「周囲の人たちが困惑するよ」などという否定的な意見がある一方で、「婚約おめでとう」「なぜこんなにたくさん否定的なコメントがあるの? どっちがプロポーズしようといいじゃない」などとタリタさんを祝福し、肯定する声も数多く寄せられた。