「ディスレクシア」を克服できたキッカケは…58歳イギリス男性「40年前に買った雑誌が読めた」と話題に!
学習障害のひとつで、読み書きに困難を感じるディスレクシア(読み書き障がい)。日本では昨年、NHKドラマ「宙わたる教室」で俳優・小林虎之介(27)が定時制高校に通うディスレクシアの青年を好演して注目を集めたが、イギリスでは58歳の男性がディスレクシアを克服! 40年前に購入した雑誌を読んだというエピソードを英BBCが報じて話題になっている。
イングランド中部ダービーに住むテッド・ミッジリーさん(写真右)は、ディスレクシアが原因で15歳の時に学校を中退。繊維工場で働き始めた。
テッドさんは子供の頃から、選手4人が楕円形のトラックを反時計回りに4周走行するオートバイ競技「スピードウェイ」の大ファン。その後、スピードウェイ用バイクの専門メカニックとしての道を歩み、世界各地を巡る仕事に携わった。現在は、スピードウェイの関連製品メーカー「ジョー・ヒューズ・インターナショナル」で競技用バイクのパーツ製造に関わっている。
ディスレクシアを克服しようと決意したきっかけは、数年前、オーストラリア出身のスピードウェイのプロレーサー、ブレイデン・エリオット選手(30=同左)に出会ったこと。エリオット選手の才能に惚れ込んだテッドさんは「彼のマネージャーになりたい」と強く思ったという。