年を取ると時間の経過がなぜ早く感じる?「タイム・イズ・マネー」を実感すべし
逆に子供のころは、夏休みが“永遠”のようにも感じた。すべての体験が新鮮で、脳が活性化しているからだ。人間は20歳くらいで、その人生の半分をすでに終えているとの試算もある。
だから、シニアになったら、漫然と生活しているのではなく、新たな挑戦・体験をするように心がけたい。
もし、単調な暮らしを続けていると、人生はあっという間に過ぎてしまう。新たな趣味や友人を見つけ、新鮮な経験を積み重ねれば、自分の意識のなかで、時間が永遠のように伸びていく。
「タイム・イズ・マネー」とはよく言ったもの。時間はまさしくお金なのだ。残りの人生を、子供のように過ごせば、人の3倍くらい生きられるかもしれない。
「カップラーメンは3分だけど、カップ焼きそばはどれくらいで食べ始めるんですか?」
もし、そんな質問が来たら、こう答えるしかない。
「あれは焼きそばではなく、茹でそばなのです。ほら、だって、お湯で温めるだけでしょ」
でも、そんなしょうもないウンチクを垂れていると、新たな友人はできないだろう。
昔のやきそばのCMのように「相変わらずいい味出してるね~」とは決して言われない(笑)。