40歳を過ぎたら目の検査を…病院の長～い待ち時間にも意味を持たせましょう！

クスリのせいで瞳孔ガン開きのしみけん氏（本人提供）

　受け付けしてから1時間後にやっと僕の順番が回ってきましたが、そこからがまた長かった。

　まず視力検査や眼圧検査をしました。僕は2011年にレーシック手術をして両目とも視力1.5に矯正しましたが、久しぶりに測ってみると、右目が0.6、左目が1.2の「不同視」（いわゆるガチャ目）になっていてショックを受けました。検査後に30分待ち、ようやく医師による診察です。

　やっと診察室に入れたと思ったら、「瞳孔を開く目薬を差してから、今度は眼底検査をしましょう。薬が効くまでに30分かかります」と、お医者さん。

　えーー！？ だったら、最初から目薬を差して待たせてよ！ 思わず口をついて出そうになりましたが、グッと我慢。外出許可を得て、外を散歩することにしました。

　薬はすぐに効いて、あっという間に街中は白く輝き、電気などはまぶしくて直視できないほど。そんな状態でしたが、近くに初めて見るガラス細工の店があることに気づき、入ってみたら驚きました。


　薬の影響で、見たこともないようなキラキラした物体の数々が目に飛び込んできたのです。すごく楽しい。童心が呼び起こされて、次は花屋に寄ってみると、花までキラキラしていて超メルヘンチック！　楽しすぎて、一瞬で30分が過ぎました。