「裸の王様」パワハラ上司はもういらない…“昭和脳”アップデートしてますか?
ネプチューンの原田泰造(53)主演の連続ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ・フジテレビ系=土曜夜11時40分)が〈身につまされる〉。そんなオジサンが少なくないようだ。
原田が演じるのは、体育会系の根性論で営業成績を上げてきた51歳の中間管理職。不登校の息子をはじめ、家族とも部下とも関係がギクシャクしていたが、息子の友人らのアドバイスで、昭和の価値観を少しずつ“アップデート”していき……なんてお話だ。
「〈身につまされる〉というオジサンは、まだいい方かもしれません」と脚本家でライターの源祥子氏がこう続ける。
「原田さんが演じる父親には聞く耳を持つ姿勢があるから、関係も修復されていきますが、現実にはそうでない中高年もいます。部下が黙って従っているのは〈俺を尊敬しているから〉と勘違いして、実はパワハラと思われていることに気づけなかったりする。周囲が面倒くさがってアドバイスしない“裸の王様”になると、今のご時世、身を滅ぼしかねません」
そういえば、ダウンタウンの松本人志(60)も〈裸の王様〉なんて言われている。