6匹かと思いきや…豪シドニー郊外での捕獲作戦で見つかった毒蛇はナント102匹だった!
「101匹わんちゃん」ならぬ「102匹毒ヘビ」とオーストラリアで話題になっている。
シドニー郊外ホースリーパークに住むデビッド・スタインさんは先日、自宅庭にある園芸用の腐葉土の山の中に「アカハラクロヘビ」が6匹ほどいるのに気がつき、震え上がった。
アカハラクロヘビはオーストラリア東部原産のコブラ科の毒ヘビ。体長は1.5~2メートルほどになり、黒光りする胴体と赤みがかった腹部が特徴だ。また母体内で卵が孵化し、幼体が成長してから生まれる「卵胎生」であることでも知られている。
デビッドさんはネットで調べて、ヘビが出産のために集まっている可能性があることも分かったので、爬虫類駆除専門の「レプタイル・リロケーション・シドニー(RRS)」に連絡。ヘビ捕獲専門のディラン・クーパーさんが駆けつけた。
ディランさんが腐葉土の中を調べるとすでに出産が始まっており、生まれたばかりの赤ちゃんヘビがうじゃうじゃ! 結局、大人のヘビ5匹と赤ちゃんヘビ97匹を捕獲した。
「彼は赤ちゃんヘビを次々と捕獲しました。本当にビックリです。信じられない光景だった」とデビッドさん。写真はRRSのフェイスブックに掲載された動画のひとコマで、バケツに捕獲された赤ちゃんヘビの群れだ。