東京計器 安藤毅社長(1)大学サッカーで田嶋幸三や西野朗のチームメイト

公開日: 更新日:

「1位になれば副賞はドイツ旅行でした。惜しいことをしました」と、安藤氏は笑う。

 当時は“サッカー不毛の地”といわれた九州だが、その中ではダントツにうまかったという安藤氏。テクニックで相手を抜くフォワードとして活躍した。

 当時サッカーが強かったという熊本工業高校を経て、ここもサッカーの強豪校だった九州産業大学に進んだ。

「高卒で就職して、実業団チームでサッカーを続けるつもりでしたが、学費免除で奨学金も出ると誘いを受け、進学することにしました」

 工学部への入学を認めてもらえたことも、進学の決め手になったという。当時安藤氏にはサッカー選手として成功することに加えて、将来はエンジニアになりたいという夢があったのだ。

 大学サッカーでも活躍した安藤氏は、なんと日本の学生代表チームに選出された。現在でいえば、U20か、U23代表に選ばれたようなものだろうか。“不毛の地”九州からの選出は、異例のことだったという。


「学生代表のチームメートには、日本サッカー協会会長の田嶋幸三さんや、日本代表監督だった西野朗さんがいました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  2. 2

    柔道ウルフ・アロン「誤審」「不可解判定」「AI審判」「やらせ疑惑」をとことん語る

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  1. 6

    「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」

  2. 7

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    柔道ウルフ・アロンが“弟分”斉藤立を語る「仏リネール選手はタツルに持たれることを恐れていた」

  5. 10

    石川佳純の争奪戦からフジテレビが脱落情報!五輪キャスター起用でアドバンテージあるはずが…