マジョルカ奇跡の1部残留も久保建英は“カヤの外”…「来季レアル復帰説」の笑止千万
スペイン1部リーグ最終節で2部降格のピンチだった日本代表FW久保建英(20)所属の17位マジョルカが、10位オサスナとのアウェー戦(日本時間23日午前3時キックオフ)を制して奇跡の1部残留を決めた。
マジョルカは降格ゾーン18位のカディスと勝ち点36で並び、勝てば自力で残留確定。この重要な試合にマジョルカのアギーレ監督(元日本代表監督)は、いつもの「5DFで堅く守ってカウンター攻撃」に活路を見いだす戦法。守備力に難のある久保は3試合連続ベンチスタートとなった。
0-0で迎えた後半2分、マジョルカFWアンヘルが僚友FWムリキとのワンツーパスで抜け出し、GKの股間を通すゴールで均衡を破った。
38分、アギーレ監督の選手交代が的中した。
20分に途中出場のFWアブドンがヘディングシュート。相手GKがはじいたところを27分に途中出場のMFグルニエが、自身今季初ゴールをズドンと突き刺したのだ。
残り2節で勝ち点6ゲットのマジョルカが奇跡的に残留を決めた格好だが、名門レアル・マドリードからレンタル移籍の久保は出番なし。カヤの外に置かれてしまった。