トライオン 三木雄信社長(1)高校生クイズに出場し準々決勝に進出

公開日: 更新日:

 個別指導で大きな実績を上げている英語コーチングスクール「TORAIZ(トライズ)」を展開するトライオン。「日本のサービスイノベーション2022」にも選出されている。社長の三木雄信は、ソフトバンクの孫正義会長の右腕としても活躍した人物である。

 三木は炭鉱の町、福岡県の筑豊の田川で生まれた。筑豊は、「川筋者」と呼ばれる「けんかっ早い」が「義理人情に厚い」などとされる気質で知られる地域である。

「田川には3歳ぐらいまでいました。当時はまだ蒸気機関車が走っていたそうで、田川から石炭を運んでいたようです。それを見ては、クギ付けになっていつまでも『帰らない』と言い張っていたような子供だったようです。その後、母方の祖父を頼って一家で佐賀に移りました。母方の祖父は地元の名士で、九州を代表する経営者でした。祖父の兄、松尾静麿も日本航空の創業者で、日本の航空業界の父といわれた人物でした」

 佐賀に移り住んでからは、佐賀城の近くに小さな家を借り、家族で暮らした。

「小さいころには佐賀城のお堀で釣りをしたり、化石探しをやって遊んでいました。当時は遊び道具もあまりなかったので、百科事典を端から端まで読みました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース