東京エレクトロン×アドバンテスト “沸騰する業界”半導体装置の大手を比較
このところ半導体ビジネスが話題です。今年2月に日経平均株価は史上最高値を更新しましたが、その原動力は半導体関連でした。
半導体を手掛ける会社は数多くあります。半導体製造には前工程、後工程のほか、半導体製造装置メーカーなども存在します。信越化学工業、SUMCO、レーザーテック……など株高傾向が顕著な企業が続出中です。
今回は半導体装置の「東京エレクトロン」と「アドバンテスト」の社員待遇を比較してみます。
東京エレクトロンは昨年11月に創業60周年を迎えました。半導体製造装置で世界のトップ5に入る規模を誇ります。“半導体相場”の主役のような会社で、昨年末と昨年来高値(3月4日)の株価を比べると約1.58倍。時価総額は上位5社に入るレベルです。
アドバンテストは今年12月に設立70周年。半導体検査装置の世界大手です。半導体メモリーの一種であるDRAM用では世界首位級を誇ります。こちらも株価は急騰。昨年末と比較した昨年来高値(2月16日)は約1.55倍です。時価総額は40位前後となっています。