ジャフコG×スパークスG 投資関連がビジネスの証券・商品先物取引業を比較
今年は新NISA(少額投資非課税制度)が話題で、若者からシニア層まで投資熱は高まっているようです。株式市場はここへきて大きく動かず、日経平均はいわゆるボックス圏にあるといわれます。
東証は33の業種に分け、それぞれ指数を公表。水産・農林業、建設業、食料品、化学……などです。その一つに証券、商品先物取引業があります。今回は、ここに分類される「ジャフコグループ」と「スパークス・グループ」の社員待遇を比較してみます。
ジャフコは1973年の設立。野村証券、日本生命、旧三和銀行(現三菱UFJ銀行)の合弁会社としてスタートした日本最大のベンチャーキャピタルです。マネーフォワードやMTG、ラウンドワンなど投資実績は4184社(累計)に達します。バイアウト投資(従業員や経営者による企業買収)にも注力。現在は米国やアジアなど国際的に展開しています。
スパークスは89年の設立。日本株を中心とした投資顧問・資産運用が主な業務となっています。2015年にはトヨタ自動車などと「未来創生ファンド」を設立。タクシーアプリのGO、再生可能エネルギー関連などに投資しています。