ミニバン代わりにもなる! 新型マツダCX-80が予想外にお手軽かつカッコ良すぎるお話
確かにデカいが…決してデカすぎることはないサイズ
特に絶妙なのが、25cm伸ばし、リアエンドに3列目シートを追加しておきながら全長をギリギリ5m弱に収めている点。全長×全幅×全高は4990×1890×1710mmとなかなかで、特にホイールベースは3120mmと余裕がある。
ただし、横幅はCX-60とまったく同じだし、全長ともども日本のコインパーキングにギリギリ収まる寸法。確かにデカいが、決してデカすぎることはない。
さらなる注目はパワートレインだ。これまた基本CX-60の踏襲だが、ボディが大きく重くなる分、非力な2.5ℓ直4ガソリンはあえてカット。
マツダ自慢の新開発多気筒エンジン、3.3ℓ直6ディーゼルターボとそのマイルドハイブリッド仕様、2.5ℓガソリンのプラグインハイブリッドの3種類から選べる。
中でも注目は、最もベーシックな素の直6ディーゼルだ。パワースペック未発表だが、間違いなく231ps&500Nmかそれ以上。これくらいあれば車重2トン超えロングボディも楽勝で引っ張ることができる。
確かに、Mハイブリッド付きや電動力の強いプラグイン仕様の方が速いが、ぶっちゃけ素のディーゼルで十分。価格抑えめでもCX-80の真価は十分に楽しめるはずなのだ。