<第11回>訪中前夜に熱く語ったこと
父、角栄は豪放磊落と受け取られていますが、内面には緻密で繊細な神経を秘匿していました。後に金脈問題で騒がれた時は顔面麻痺を発症させています。
日中国交回復に臨んで、勇躍北京に降り立った夜も釣魚台国賓館18号楼の部屋で鼻血を出して止まらず、軽い失神状態に陥ったほどです。
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