黒田総裁“失策”続き 日銀の漂流でデフレ脱却に処方箋なし

この国の中央銀行は、やすやすとレッドラインを越えてしまった。
日銀の黒田総裁が「2年で2%」の物価上昇目標を掲げ、異次元の金融緩和に踏み切ってから、丸4年が過ぎた。この間、物価目標の達成時期はズルズルと後退、足元の物価上昇率はゼロ%近辺に低迷している。デフレ脱却とは程遠…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り698文字/全文839文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
■関連記事
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(77)東條英機は戦陣訓をつゆとも意識せずに自決を図った
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (下)韓国で「国民」は、統合ではなく分断の言葉となった…深まる溝は埋まるのか
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(76)法規よりも東條陸相の示達が優先しようとした傲慢さ
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (中)再び懸念される日韓関係「冬の時代」の到来…カギを握るのは「トランプ関税」
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(75)東條英機の「戦陣訓」作成に協力したという徳富蘇峰、島崎藤村