高等教育の無償化 「努力目標」を憲法に書こうという愚策
自民党の改憲案が発表されるたびに、「改憲論者」の私は失望させられ続けている。今度は、高等教育までの無償化を「努力義務」として憲法に明記したいそうである。
法律用語として「努力義務」と言う場合、それは、「しなければならない」という法的な意味での義務(つまり、達成しない場合…
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