“前打ち”至上主義の弊害…本当の「スクープ」とは何か?
2009年3月、私は大阪のNHKで司法記者クラブのキャップだった。その20日は3連休の初日だったが私は早朝から記者クラブに出ていた。そこから数キロ離れた検察庁では、記者、カメラマン数人が出て入り口を注視している。そこに1台のタクシーが止まり、1人の女性が中に入っていった。カメラ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,284文字/全文1,424文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】