「自爆のぶん投げ」の全真相 万策つきた菅首相、辞任の必然<中>
菅を担いだ連中がまだのさばり暗躍していた舞台裏

菅が退陣表明へと追い込まれた決定打のひとつは、菅が最後の望みをかけた「総裁選先送り解散」の奇策を、安倍が止めたことだった。「人間として菅さんを支持する」と周囲に語っていたとされる安倍だが、本当にそうだったのかは怪しい。
昨年の総裁選で菅を担いだ連中は、安倍も麻生も二階も…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,310文字/全文1,451文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
■関連記事
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(79)天皇免責の証言よりも重かった東條英機の「プライド」とは
-
声を放つ 当事者の証言 三菱銀行立てこもり事件の犯人が通った酒屋の店主「月に1回くらい来て高い酒を注文していくんですわ」
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(78)「天皇を免責するためには、あなたの証言が重要である。自殺はしないように」(下村定陸相)
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(77)東條英機は戦陣訓をつゆとも意識せずに自決を図った
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (下)韓国で「国民」は、統合ではなく分断の言葉となった…深まる溝は埋まるのか