東久邇宮稔彦親王が発した「一億総懺悔」と日本社会の二面性
日本がポツダム宣言を受諾して、アメリカを中心とする連合国に正式に降伏の意思を明確にしたのは、昭和20(1945)年8月15日の正午である。鈴木貫太郎首相は辞任し、後任に東久邇宮稔彦親王が首相を引き継ぐことになった。いわば国難を皇族内閣で乗り切っていこうというのが、天皇周辺の思惑…
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