自民・二階元幹事長“先手必勝”の不出馬表明に飛び交う怪情報…世耕潰しか、岸田降ろしか?

公開日: 更新日:

 ただでさえ二階氏は、3年前の自民党総裁選時のことで岸田首相に恨みがある。出馬表明会見で「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期まで」と岸田首相に狙い撃ちされ、幹事長を引きずり降ろされたからだ。

 このまま岸田首相に処分されるぐらいなら、「先手必勝」で不出馬宣言したわけだが、二階氏の狙いについて、さっそく永田町では、怪情報が飛び交っている。

「二階さんにとって、最大の懸念は自身の和歌山の選挙地盤だった。敵対する世耕さん(前参院幹事長)が衆院への鞍替えに意欲を見せ、二階さんの選挙区を奪いにきているからです。安倍派幹部の世耕さんは今回、厳しい処分となりそう。岸田首相は二階さんに、世耕さんの鞍替えはないと確約し、バーターが成立したのではないか。さらには二階さんの息子への世襲も、岸田さんが了承した可能性もある」(自民党中堅)

■岸田首相に復讐か

 一方、岸田首相に対する二階氏の恨みは、消えるどころか増幅され「復讐に出る」という見方もある。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース