小池都知事さすがに意気消沈…自業自得の補選惨敗、国政進出消滅で3選出馬にも黄信号
候補者乱立で混戦となった衆院東京15区補欠選挙で、当選した立憲民主党の候補に倍以上の票差をつけられ、5位に沈んだ作家・乙武洋匡氏。全面バックアップした小池都知事は「本当に残念。街の反応はよかったが、票につながっていなかった」と敗戦の弁を述べたが、“女帝”が受けたダメージは計り知れない。
乙武氏を推薦した「ファーストの会」の関係者はこう肩を落とす。
「正直、2~3位につけられると思っていたのですが、過去の不倫スキャンダルが50~60代の有権者に嫌われたようで、予想を超える大惨敗でした……。知事が9日間も応援に入ったのに、最後まで悪評を払拭できなかった。知事にとっては、相当手痛い敗北です。本人は『乙武さんにバツをつけてしまって申し訳ない……』と意気消沈。この負けっぷりでは、噂される国政進出は完全に消えましたね」
今回の乙武擁立を巡っては、もともと、ファーストの会公認で自公が相乗り推薦する案が浮上していたが、乙武氏が出馬会見で「自民党に(推薦要請を)出すつもりはない」と断言。結果的に自公の推薦が立ち消えた経緯があった。この“自公不要論”の発案者は「小池知事」(複数の地元関係者)だったという。