小池都知事は「カイロ大卒」について国会議員時代は何と言っていた? 学歴詐称疑惑はいよいよ佳境に

公開日: 更新日:

「稀代のペテン師」か、それとも「世紀の大誤報」となるのか。

 “権力と寝る女”、“政界渡り鳥”などと言われた東京都の小池百合子知事(71)の「カイロ大卒」という学歴詐称疑惑の展開に再び注目が集まっている。

 浮上しては消え、あやふやなままだった小池知事の学歴詐称疑惑だが、地域政党「都民ファーストの会」元事務総長の小島敏郎氏(75)が、月刊誌「文藝春秋」(2024年5月号)で「(小池氏の)学歴詐称疑惑の隠蔽工作に加担した」と告発し、再燃した。

 小池都知事の元側近で、法曹資格もある小島氏が爆弾証言したからには、これまでのように尻すぼみで終わる展開は考えにくい。過去に静観してきた大手メディアも重い腰を上げるだろう。

「カイロ大卒」の真偽について都議会で何も語ろうとしない小池知事だが、国会議員時代にはどう説明していたのだろうか。

 国会会議録を検索すると、小池氏自身が「カイロ大卒」と発言しているくだりは見つからない。代わって明確に「卒業」と言い切っていたのは、元法務大臣で、現在、小池知事の政治団体「百乃会」の代表兼会計責任者を務める杉浦正健氏(89)だった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された