昭和天皇の「聖断」を読み解く
いわゆる昭和天皇の「聖断」とは、「私の意見というのは、外務大臣の申していることに同意である」との一言である。重要なことは、「私の意見は」とか「私はかく思う」と言った言い方ではなく、外務大臣の意見に賛成である、との言い方をしたことである。この言い方の中に微妙な立場の使い分けや当時…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,123文字/全文1,263文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】