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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

なぜ小沢一郎さんが代表選に立つ、とならないの? 小沢さんのほうが熱意があるんでは?

公開日: 更新日:

『いまの執行部体制では、なかなかほかの野党と協力関係ができない。なんとしても他党と協力関係ができる体制にして、いつ選挙があっても、政権が取れる政党にしたい』(小沢一郎・衆議院議員・立憲民主党

 これは、9月にある党の代表選で、泉健太代表じゃダメだと、最近、いろんなところでいっている小沢さんの発言だ。

 7月27日付の『NHK NEWS WEB』、『立民 小沢氏 代表選で泉代表に代わる候補者擁立の考え示す』という記事によると、小沢さんは横浜で講演し、

「次の衆議院選挙は、政権交代の最大のチャンスでもある。もし野党が協力し合うことができなければ、いまの状況でもまた自民党が勝つ」

 と指摘し、冒頭の言葉を述べたという。

 うーん、おっしゃることはわかる。衆議院選の小選挙区、野党の票がバラけていたら、いつまで経っても自民党には勝てないもん。

 でもさ、そこまでいうのなら、なぜ自分が代表選に立つ、とならないのだろう。泉代表に政権交代の熱意が感じられないというのなら、それは小沢さんよりも、ってことなんだし。

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